ポジティブな物事に目を向けることで、毎日が創造的に。
5月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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長年にわたり「中森じゅあんの算命学」に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します。
2016年5月6日~
2016年6月5日の運勢

花が生き生きと元気で美しく、パワフルであるには、水の力が不可欠です。今月は春の心地よい雨のような星が、あなたにさまざまなギフトを注いで力づけてくれるでしょう。ちょっとしおれた感じになっても、命の元となる根に水が吸収されればシャキッとするはず。その感じを今月、学び取ることができたなら、あなたは自らをパワーアップさせたり、魅力的に演出したり、かしこく振る舞うコツを体得できるはずです。 つまり、本当に自分自身を元気にさせ、楽しく活気づけるためには、外部のサポートをうまく取り入れることが重要。それらに意識や視線を向けずにいると、良いものも吸収されません。ネガティブな物事や状況につい注意を奪われてしまうことは誰にだってありますが、そうすると、心や体はしおれてしまいます。 ポジティブな面、いま存在する良いものにしっかり目を向け、喜び、感謝することは、自分の人生を素敵で創造的なものに変化させるための意思選択とも言えるでしょう。今月は、そんなことに気づけるチャンスです。
花のあなたはこんな人
野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。
花の有名人
イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。