3月の運勢(月運) : 花 - 中森じゅあんの算命学占い

『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。

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2020年3月5日〜2020年4月3の運勢

星座名

奉仕からなる「与える愛」が、無常の喜びに。

自分から積極的に動き、働きかけることによって、愛や豊かさにあふれた、満足できる状況をつくり出すことができるという月です。広義において、あなたから「与える」こと。こういう月には、何かと頼りにされやすく、相談をもちかけられることもあるでしょうが、そんな時には、できるだけのことをしてあげるべきです。「与える愛」「奉仕」「親切」をキーワードに過ごすとよいでしょう。対象となるのは、家族や友人、知人、仕事関係者、恋人など周囲にいる人物はもちろんのこと、困っている人など広い視野で見渡してください。「与えることは受け取ること」ですから、あなたの思いやりや労力、時間は、徳を積むことに繋がり、心温まる月になることでしょう。また男女の愛情の意味をもたらす月なので、気になる人が現れてアプローチをしたり、されたりということも期待できます。恋愛にも積極的に動きましょう。出費がかさむ暗示もあるので、つい気前がよくなりがちですが、金銭の管理に気を配り、上手にやりくりしてください。

花のあなたはこんな人

野に咲くかわいい花、華やかな大輪、どんな花でも、人々の心や目を楽しませてくれます。そんな花の精が、あなたの本質です。算命学では、花は女性の理想とされていますが、それは、思いやりがあってやさしいだけでなく、内面には強さをもっている外柔内剛の典型だからです。人あたりがソフトで自然で、人を惹きつける魅力の持ち主。どんな人とも調和していけるので、友達が多い自然な社交家です。かといって人の考えの言いなりになるわけでもなく、集団やグループ、組織の中では、統率力を発揮できます。種から花が咲くまで月日がかかるように、おっとりとしてスローテンポ、多くの人々の中で輝くのが本質なので、孤立とは無縁の人生です。

花の有名人

イヴ・サンローラン(デザイナー)1936/08/01
サンドリーヌ・ボネール(女優)1967/05/31
パトリス・ルコント(映画監督)1947/11/12
ビヨンセ(ミュージシャン)1981/09/04
マドンナ(ミュージシャン)1958/08/16
吉田都(ダンサー)1965/10/28

Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast

中森じゅあんプロフィール

鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。

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