「自立」する力をつけていく、成長の月。
4月の運勢(月運) : 陽 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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2013年4月5日~
5月4日の運勢
「今月のメッセージ」にあるように、4月の主精は「太陽」。つまり、今月はあなたと同じ「陽」がめぐりくるというわけです。そんな意味で、今月のあなたのキーワードは「自立」です。自立というと、ちゃんと働いていることや、経済的に親や夫に依存していないこと、と思われがちですが、算命学的見地からいう自立とは、内面的なことを中心に指しています。親と同居していても、家事手伝いをしている人も、主婦や母親業に専念している人も、もちろん働く独身女性も、自分自身のことをよく知り、自分の人生に責任を持っていて、正直に前向きに生きていれば、それは自立していると言えます。今月は、そういう点から自分の"自立度"をしっかりと観察する月にすることで、意外な気づきがあるかもしれません。例えば、もし今あなたにパートナーがいなければ、どんな気持ちや感情を抱いているのかしら、と心の中を見てみましょう。仕事が多忙になったとしたら、どんな思いを自分が抱いたかな、と心をのぞいてみましょう。そして、今あるがままの自分自身をよく知って、どう前向きに生きるかを選択する、その自立力をつけていくことが、楽しい成長への鍵になるのです。
陽のあなたはこんな人
いつも明るさを携えて、地上のすべてを照らす太陽に象徴される世界が、あなたの本質です。無邪気で、のんびり、リラックスして、自然体で生きたい人。太陽が日の出から日没まで、つねに動いているように、感受性や表現力豊かで、じっとしていない行動力があります。表現力が豊かで、いろいろなことを工夫するのも上手。ただし、長年地道にコツコツ、あくせくといった、忍耐力には欠けるところがありますが、趣味や遊ぶこと、食べることが大好きで、人生を楽しく生きることができる人です。人生の苦難も、持前の明るさで大らかに乗り越えることを選択すれば、より深い味わいと実りのある大人として、広く人々に求められ好かれるでしょう。
陽の有名人
イザベル・ユペール(女優)1953/03/16
ヴァンサン・カッセル(俳優)1966/11/23
ガエル・ガルシア・ベルナル(俳優)1978/11/30
レオナルド・ディカプリオ(俳優)1974/11/11
ロマン・ポランスキー(映画監督)1933/08/18
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。