2月の運勢(月運) : 樹 - 中森じゅあんの算命学占い

『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。

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2023年2月4日~
3月5日の運勢

星座名

こと始めに絶好のタイミング。内なる声の欲求に素直に従って。

算命学の旧暦では、本格的な新年の始まりは、2月4日の立春からです。今月は樹木の月。つまり、あなたの主精と同じ星が巡り来るわけです。自分自身を示すので、ものごとの始まり、スタートの気が満ちます。それは、どっしりゆったりとした、ゆるぎない大樹のようで頼もしいエネルギーです。そのため、あなたの内側から何かが始まる予感や、何か新しいことを始めたいという欲求が自然と湧き上がり、やる気がみなぎってくるのを感じることでしょう。あなたは自身の正直な想いをしっかり探り、それが具体的にどんなことかを理解するべく、自問自答する時間を大切にしてください。これから、自分の人生で何をしたいのか、どんなことを望んでいるのか、どんなことに生きがいや夢を持っているのか、などなど、ゆっくりと内なる対話をしてみましょう。そして理解したなら、その目標を実現するため、いまできることから楽しみながら始めてみましょう。たとえば、切なる望みが恋愛や結婚だったら、出会いをつかむための新しい行動をとるべきです。その望みが何であれ、喜びと希望を持って、今月こそ実行を。

樹のあなたはこんな人

天を目指してまっすぐ上へ伸びていく樹木は、長い年月をかけて、見事な大樹として成長します。そんな樹のイメージがあなたの本質です。正直で一本気。基本的にはゆっくりペースの、のんびり屋さん。時には頑固に見られることがありますが、それは人に指図されることが嫌なマイペース型だから。何であれ、自分の思うように自分のやり方でやりたいのです。樹のぬくもり・・・というように、人と争うことやトラブルは苦手な平和主義。心あたたかで温厚な性質です。決して要領よく立ち回るタイプではありませんが、じっくりと着実に、年月とともに実力、信用、魅力などが伴っていく、大器晩成の長距離ランナーのリーダータイプの人です。

樹の有名人

ジュード・ロウ(俳優)1972/12/29
デヴィッド・リンチ(映画監督)1946/01/20
レオス・カラックス(映画監督)1960/11/22

Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast

中森じゅあんプロフィール

鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。

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