「出会いと関わりの時間」です。でもそれは、ただ新しいだけの、未来に向かうだけの動きではなさそうです。振り返ること、省みること、立ち返ることが、この時期の新鮮な動きには常に、表裏一体に結びついています。
たとえば、他者と出会い、あるいは関わる時、私たちはいつも「いつもと違う、もうひとりの自分」にも出会うことになります。そして相手もまた、この時だけにたち現れる「もうひとりの自分」を見つけています。
出会いや関わりにおいては常に、「その人といる時だけに出てくる自分」が現れるものですが、今週はその「もうひとりの自分」が強く際立っています。つまり、「いつもの自分」との差が、とても大きいのです。ゆえに、出会いの衝撃や驚きが大きくなります。相手が変わった人だとか、よく知っている相手なのにいつもと違う、とかいうことではないのだと思います。その人といる時だけ引き出される貴方の、その変化の振り幅が、今はとても大きいのです。そして相手もまた、貴方に引き出された自分の新しい面に驚いているようです。
出会いと関わりがあり、驚きと発見があります。このあかるい衝撃の中で、なんらかの根深い問題が、新たな解決のレールに乗ります。