たとえば式典のスピーチとか、就職の面接などでは「正しい話し方」「きちんとした内容」を意識しがちです。周囲の人から笑われないよう、「こういう場ではふつう、どうするのが正しいのか」「一般にはどんな言葉が使われるか」を考えてしまいます。
でも今は、そうした規範を少しずつはみ出してみることに意義があります。きちんとした場でジョークを言ったり、みんながタテマエに終始しそうなところで本音を漏らしてみたり、といったことをしたくなるのです。そこから生じるカオス、変則、イレギュラーが、状況を好転させる力に変わります。
この時期の貴方には、トリックスター的な役割があるのかもしれません。ちょっとおかしな動きをする方が、結果的に役に立つようです。