人間関係は、折り紙のようです。
ふたつの角を重ね合わせ、またいくつか先の工程で、その角を他の角と重ね合わせます。
あちらからこちらへ、何度も重ね合わせ、離れ、また重ね合わされて、もとに戻そうとしてもどこから手をつければいいかわからないような、複雑で美しい形が出来上がります。
たとえばとても仲良しの友だちやパートナーがいたとして、いったいその強い絆が「いつ」生まれたのかといえば、なかなか答えられません。
長い間のさまざまな偶然や必然の重なり合いが、その繋がりを生み出します。
この時期はそうした「複雑な重なり合い」が行きつ戻りつ、かなり重層的に展開します。
重ね合わされるピッチは早いのですが、果たして先に進んでいるのか、後退しているのか、心許ないだろうと思います。
花を作るのでも、鳥を作るのでも、折り紙の最初のほうの工程では、とてもそうは見えません。
花らしく、鳥らしく見えてくるのはかなり後になってからです。
場合によっては、最後にぐっと大きく形を開くまで、まったく花にも鳥にも見えないこともあります。
この時期の人間関係にも、多分そういう面があるかもしれません。
途中、どんな形に見えようとも、最後には情愛の花が咲くはずです。




