話がどんどん先に進む中で、貴方の眼差しは「足元」に向かっています。
基礎をしっかりさせること、最終的にどこに着地するかということに、意識が向かいます。
「ここは自分の陣地、守らなければならないところ」と言えるのはどこなのか。
これを考えてゆくと、今、「ちょっとわからない」部分が出てくるのです。
すべて人間が決めたポジションは、アウトラインが曖昧です。
「境界線がはっきりしている」ことは、それほど多くはありません。
たとえ測量して定めた土地の境目だったとしても、砂の一粒一粒、小石のひとつひとつまでの所属を決められるわけではありません。
地震が起こって、土地の形そのものが変わってしまう場合もあります。
役割や「守備範囲」、「世界観」などの境界線なら、なおさらです。
これまで「当たり前にはっきりしている」と思っていた境界線が、それほど明確ではなかった、ということが、今、見えつつあるかもしれません。
そこで「ならば、どう考えるか」を、かなり根っこのところから問われるような時間帯です。




