「調子に乗る」ことをとても警戒する傾向のある山羊座の人々ですが、この時期はあえて「調子に乗ってしまう」くらいでちょうどいいようです。自分の楽しい気持ちや盛り上がった感覚を無理にクールに抑え込もうとするのは、危険でもあり、ソンでもあるはずなのです。この時期は貴方が盛り上がることで、周囲も思い切って盛り上がることができます。貴方がムードメーカーであり、貴方がペースメーカーなのです。
この時期の「調子に乗る」というのは、むやみに楽観するとか、偉そうにするという意味ではありません。むしろ、自らテンションを上げていく、その上がったテンションを、上がったまま安定的に保つ、といったイメージの意味で使ってみました。「これは流れがいいぞ」「うまくいきそうだぞ」と感じた時、普段の山羊座の人は「いやいや、調子に乗ってはいけない」と自分を抑えるところがあると思うのですが、そのストッパーが時々、外れたりします。そうすると、山羊座の人々は文字どおり、誰よりもうまく「調子に乗る」ことができるのです。
「山羊座はマジメで努力家、責任感の人」と言われます。確かにそのような一面がないわけではないのですが、一方で、山羊座は「牧神パン」の星座です。ビールを飲んで盛り上がる! ちょっと悪ふざけもする! みたいなおもしろい神様が、山羊座の人の心にも、ちゃんと宿っているはずなのです。今週は少なくとも、牧神パンが貴方の守り神になってくれるだろうと思います。