石井ゆかりの星占い

2021/12/27 - 2022/1/2

やぎ座

やぎ座

12.22 - 1.19

今週から「コミュニケーションと学び、移動の時間」が始まります。年末年始、「今年は勉強するぞ!」「今年はこんな発信をするぞ!」など、主に知的活動に関する計画を立てる人も少なくないはずです。また、年末年始の年賀状などのやり取りも、普段より活発になるかもしれません。受け取るものも、投げかけるものも、ボリュームが増します。

山羊座の人々はクールであろうとしつつ、実はとてもエモーショナルな人々です。貴方が思うよりずっと、「感情」が人に伝わっています。今年の年末年始は特に、貴方の「思い」が伝わりやすくなっています。「感情を隠しているつもりで、実は伝わっている」よりも、「ちゃんと気持ちを伝えようとして、深く強く伝わっていく」ほうが、結果的には「きちんと格好つけることができた」ということになるのではないでしょうか。暴れ馬は閉じ込めておくよりも、運動させて乗りこなす方向に向かうほうが、全体として相対的に「コントローラブル」なはずです。そのエモーションのエネルギーを無視するよりは、注視して動かしたほうが、結果的に納得のゆく状態への近道となるだろうと思うのです。

熱い思いを抱いていること、何かに感激すること、うれし涙や感動の涙を流すことは、ちっともはずかしいことではありません。むしろ、そうしたことに背を向けてしまう姿勢のほうが、人間的「弱さ」と呼べるのではないかと思います。心の力、感情の力を大切にすることで、自他を幸福にできる年末年始となりそうです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



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