助け合える時です。ただ、この時期はその「バランス」があまりハッキリとは見えてきません。たとえば、世の中の助け合いには、誰かが黙ってガマンしてくれるとか、そっと後始末をしてくれる、などということも含まれています。助け合いにはこのように、当事者間で「見えていない部分」が必ずあるので、「これはギブアンドテイクが完全に公平だね!」といった認識は生まれにくいのです。また、大きな時間差を経て、助け合いがバランスすることもあります。この場合も、リアルタイムでは一方的な支援が行われていただけのように見えます。
ゆえに、この時期も一方的に助けてもらっているとか、または全面的に助けてあげている、という感じがあるかもしれません。でも、実際にはちゃんと「助け合い」がバランスしています。ゆえに、助ける場合も、助けてもらう場合も、遠慮なく全力でいっていいのだと思います。