「話せばわかる」わけではない、ということを、大人になればなるほど痛感させられる場面が増えます。ただ、個別のケースにおいては、ある段階で「話しても全然ダメ」だったことが、しばらく経って状況が変わって、突然「話したらわかってもらえた」となる場合はあります。さらに言えば、「話せばわかる」と思ったのにダメだったその理由は、「実は自分自身がわからずやだったためだった」と発覚することもあります。
長い間「話してもわからなかった」ことが今週、「話せばわかる」状態に移行するかもしれません。自分が変わる場合もあれば、相手が変貌する場合もあるだろうと思います。いずれにせよ、何度試しても通らなかった話が、今週、けっこう「通ってしまう」かもしれません。