すごくいいアイデアを出したのに、周囲が難色を示すのは、「実現するには、複雑な現実と向き合わなければならない」からです。
これでうまくいくはずだ!と思えたのに、ややこしい小さな事情が絡まり合って、「うまくいく」場所までたどり着けないのです。
ゆえに、「そのあと、どうするんだ!」ということになり、アイデア自体が却下されます。
ですが今週は、そうはならないかもしれません。
「いいアイデア」がまず採用され、「いい」部分が実行に移されます。
そしてそのあと、現実の複雑なこんがらがりの中で、みんなで堂々と「頭を抱える」流れになるのです。
ただ、この「頭を抱える」流れは、それほどわるいものではありません。
これは言わば、パーティのあとの片付けのようなもので、必ずついてくる面倒事なのです。
それ自体がアイデアの「良さ」を削ぐわけではありません。
片付けのせいでパーティが楽しくなくなるわけではないのです。
もとい、そういうケース、そういう立場もないではありませんが、少なくとも今週は、多分、必死に片付けながら「それでも、あのパーティは良かった!」と言い合える展開になるだろうと思います。




