八木莉可子、ディオールと時空を超える旅へ。
Fashion 2025.10.20
マリア・グラツィア・キウリのラストシーズンとなった2026年クルーズコレクション。
自身の故郷であるローマをポエティックに再解釈した最新作を、八木莉可子が圧倒的な存在感で纏う。
ドレス¥1,800,000、インナーブラ、インナーショーツ、ニーハイネットブーツ(すべて参考商品)/以上ディオール(クリスチャン ディオール)
ローマを舞台にした映画から着想を得て、クリエイションに落とし込んだ今シーズン。手仕事を凝らしたファインレースをふんだんに使いこなし、幾重ものフリルを霞のごとくたなびかせた淡いピンクのドレスは、その世界観を象徴するステイトメントピース。
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ドレス¥850,000、ニーハイレースブーツ¥470,000/ともにディオール(クリスチャン ディオール)
ブラックのベースに真紅のボタンとパイピングが際立つベルベットのドレスは、映画『甘い生活』の主演女優アニタ・エクバーグの衣装を担当したフォンタナ姉妹に思いを馳せた一着。キリスト教の司祭服を彷彿させるストイックかつ厳粛なディテールが、マイクロ丈のバランスでモダンに昇華する。
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ジャケット¥1,300,000、ブラウス¥350,000、スカート¥1,800,000(参考価格)、ニーハイレースブーツ¥470,000、インナーブラ、インナーショーツ(ともに参考商品)/以上ディオール(クリスチャン ディオール)
メンズの正装を投影したコレクションのキーアイテムのひとつとなったのがオフィサージャケット。歴史的なミリタリーコスチュームがラッフル襟のブラウスとフリルスカート、レースのブーツで流麗に蘇る。
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ドレス¥1,350,000、インナーブラ(参考商品)/ともにディオール(クリスチャン ディオール)
メゾンが誇るアトリエのクチュールワークが存分に発揮されたマキシドレスは、トランスペアレントなヴィスコースシルクをベースにベルベット加工によってボタニカルなモチーフを描いたもの。ベルベットの毛足のあるマットなテクスチャーが深い赤の色合いを帯びて幻想的に浮かび上がる。
2001年、滋賀県生まれ。16年にポカリスエットのCMで一躍注目を集める。その後、Netflixオリジナルドラマ「First Love 初恋」(22年)や、NHK 総合「おとなりに銀河」(23年)でヒロインを務めたほか、日本テレビ系「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」(24年)では竜星涼とダブル主演を果たす。今後はカンテレ・フジテレビ系10月期ドラマ「終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―」、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』と『WIND BREAKER』がともに年内に公開されるなど、出演作が続けて待機中。
@rikakoyagi_official
photography: Yuuki Kumagai styling: Chikako Aoki hair: Nori Takabayashi(Yard) makeup: Suzuki editing: Mami Aiko collaboration: Backgrounds Factory