石井ゆかりの星占い

2021/12/13 - 12/19

しし座

しし座

7.23 - 8.22

「文武両道」「公私の区別」「仕事と生活の両立」などなど、ふたつ以上のテーマのバランスを取るということを、私たちはしばしば課題にします。何か夢中になれることひとつだけに、自分のすべてを注ぎ込めるなら話ははやいのですが、たいていはひとりの人に、ふたつも3つも「大切にしたい世界」があるものです。どれもないがしろにしたくない、という熱い思いの板挟みになって、多くの人が人生のどこかで、悩むことになります。

今週、貴方は「やりたいこと」と「やるべきこと」の両方にスイッチが入り、上記のようなディレンマに陥るかもしれません。周囲の人のためにいくつかのタスクを抱え込んだけれど、創作活動において突然インスピレーションが降りてきて「すぐに形にしたい!」と情熱が燃えさかる、といった場面では、優先順位や時間配分に悩まざるを得ません。そんなシチュエーションでは、今週の方針として「タスクは最低限、情熱は最大限、人には遠慮なく協力してもらう」というのがフィットするようです。あるいは「『やるべきこと』は論理的に、『やりたいこと』はエモーショナルに捉える」という言い方もできるかなと思います。今の貴方の「本体」は、「やりたいこと」のほうに位置しています。「やるべきこと」に動きはあっても、そこに軸足が置かれているわけではないのです。

週末、素晴らしい福音がもたらされる気配があります。誰かが貴方のために、素晴らしい希望の花束を手渡してくれます。それはこれまでの貴方への「ご褒美」であり、報酬プラスαなのだろうと思います。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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