石井ゆかりの星占い

2022/2/7 - 2/13

しし座

しし座

7.23 - 8.22

忙しい時期が続いています。やるべきことがてんこ盛りで、「もうひとりでは、抱えられない!」という状況になっているかもしれません。そこをあえて自分ひとりでなんとかしよう、という気合を入れている人も少なくないかもしれませんが、今は結構、人に任せることができる部分もあるようです。この時期の獅子座のテーマは、「役割」や「義務」です。これらはすべて、人間関係や複数の人間の集団を前提として生まれる概念です。他の人がいなければ、「役割」「義務」は、そもそも存在しないはずです。

「そうはいっても、現実的に自分がやるしかない」という状況に、誰もが置かれています。ただ、そうした状況では、一般に、視野が狭くなりがちです。忙しさに追い詰められれば追い詰められるほど、側に助け船があったり、後ろに助っ人が立っていたりするのが、目に入らないのです。また、「自分は役に立っていない」「やるべきことができていない」「何をすればいいかわからない」といった、「忙しさ」の対極のような状態でも、やはり、視野は狭まります。すぐそこで重い荷物を持ちにくそうにしている老人がいても、身近な人が小さな困りごとを抱えていても、すぐに「してあげられること」を思いつけなかったりするのです。

今週はそうした、「見えてもいいのに、見えていないこと」が、かなりよく見えるようになるかもしれません。それを見えるようにしてくれるのは、自分以外の誰かの存在なのかもしれません。誰かがふとしてくれたこと、贈ってくれたもの、意外な人の意外な行動などが、現状の「いっぱいいっぱい」をわずかにでも変えるヒントをくれるかもしれません。

自分の役割を探している人、「どうすればいいかわからない」という気持ちでいる人にとっては、今週、探していたものが見つかる可能性があります。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



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