石井ゆかりの星占い

2023/4/3 - 4/9

てんびん座

てんびん座

9.23 - 10.23

貴方の星座で6日、満月が起こります。「特別な星の時間」です。
自分の星座での満月は年に1回(時折2回)起こりますが、今年は木星が太陽の近くに位置しており、例年の満月よりも「大きな変化」が起こりやすいかもしれません。
たとえば、日常的に顔を合わせる相手ががらっと変わるとか、パートナーや身近な人との間にドラマティックな変化が起こる、などが起こる可能性があります。
木星は古くから「吉星」とされていますので、こうした変化は概ね、貴方にとって喜ばしい、うれしいことだろうと思います。愛の関係も大きく進展するでしょう。ケンカしていた相手と仲直りしたり、誰かと「共闘」すべく握手を交わしたりする場面もあるかもしれません。

人と関わる機会が引き続き、とても多くなっていますし、大事な契約を交わしたり、大切な人と約束をしたりと、人間関係において「決まる」ことも多いでしょう。ここでの決定事項は未来への強い影響力を持っています。
たとえば契約書を交わす時、「細かい部分は、別途覚え書きで」とすることがあります。大枠は契約書本文で決める一方で、運用上の一時的な決め事などを別紙にまとめて添付する、というやりかたです。この時期は、そうした「補足事項」が非常に重要です。補足事項にこそその契約の「魂」が宿る、といったこともあるかもしれません。

個人的な生活の中でも、同様のことが言えます。たとえば、婚姻届や結婚にまつわる法律は万人の共有するところですが、いざ生活の中でパートナーシップを運営するにあたり、お金や家事の分担や、人生についての考え方、子どもに関することなど、「別途」共有しておかなければならないことは山ほどあるのです。こちらのほうが、現実的な関係の維持には、むしろ重要と言えるかもしれません。
今の時期はそうした「補足」の中にたくさんのものを盛り込むため、高密度のコミュニケーションが必要なのだと思います。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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