キャッチャーがミットを構えていて、ピッチャーはそこをめがけて投げます。もしキャッチャーミットがピッチャーから「見えない」状態だったら、さぞ投げにくかろうと思います。今週、貴方はキャッチャーのような役割を果たすことになりそうです。どこでどう受け取りたいか、それを相手に伝えることは、相手が投げやすくなるという点で、大きな「思いやり」です。
自分が何を欲しているか、どういうものを受け止めたいか、どこで受け取りたいか、いつ受け取りたいか。そうしたことを相手にハッキリ伝えるのは、心理的ハードルが高くなる場合もあります。でも、この時期はそれをあえて、明確に伝えることが大事です。相手がどこに投げていいかわからないまま、デタラメにボールを放ってくるような状態は、貴方にとって少々危険でもあるはずです。円満に、安全に、取りこぼしなく目一杯「恵み」を受け取るために、「どう受け取れるか」を明快に示すことが、今週のテーマなのではないかと思います。