石井ゆかりの星占い

2022/1/3 - 1/9

いて座

いて座

11.22 - 12.21

年初は華やかな「初売り」の広告をあちこちで目にします。今年の射手座の人々の目には、例年以上にその文字が明るく強く映るかもしれません。年明け早々「これが欲しい!」と思える何かに出会えそうですし、すぐにそれが手に入る可能性もあります。あるいは、年明けに「欲しい!」と思ったものに向かって2022年の前半を突っ走っていくことになるのかもしれません。

物理的に「欲しい」と思えるアイテムには、その時点での自分の心の中にあるものが色濃く映し出されています。絵を描く人が画材を、音楽をやる人が楽器を欲しがるのは、「なぜそれが欲しくなったのか」がはっきりしているパターンです。一方、「今までまったく興味がなかったのに、突然高価なカメラが欲しくなった」「実用的なものしか買わない、と決めていたのに、突然一枚の絵画に一目惚れして、買うことになった」などの展開は、その人の生き方や心境が転機に差し掛かっていることを象徴しているのかもしれません。本人が自覚していないところですでに変化が始まっていて、その変化が「もの」に映し出されているのです。

今週、貴方の世界でも、もしかするとそんなことが起こるかもしれません。今まで何の魅力も感じなかったものがいきなり輝いて見えてきたなら、それは貴方の心の中で、何かが変わり始めている合図なのかもしれません。

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

いいモノ語り
いいモノ語り
パリシティガイド
Business with Attitude
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories