自分が何を欲しているのか。そこに常に立ち返ることが大事です。なぜなら、この時期の貴方は、いろいろな方向にオーダーを出すことになるようだからです。お願いしたり、協力を要請したり、交渉したりするには、まず何よりも「自分の望み」がわかっていることが大事なのです。自分が何を欲しているのかわからないままに交渉すると、混乱するだけなのです。自分の望みがしっかりわかっていれば、相手の意向も理解しやすくなります。妥協できる点はどこで、妥協できない点はどこなのか、常にハッキリと見つめ続けていられます。
何かを「欲しい」と思う気持ちを押さえ込みすぎると、みんなが混乱することがあるものです。自分で自分の望みがわからぬままに、周囲の意見をなんとなく否定したり、拒絶したりしているうち、誰もいなくなってしまう、といったことも起こるのです。何かを「欲しい」と感じると、それが手に入らなかった時の辛さを受け入れる可能性が視野に入ります。ゆえに「欲しい」という気持ちをあえて無視する人も少なくありません。ですが少なくとも今は、「欲しい」気持ちを無視すると、周囲を巻き込んだ混乱が発生する危険があるのです。