石井ゆかりの星占い

2023/3/6 - 3/12

いて座

いて座

11.22 - 12.21

たとえば、夢中で外で遊んでいる子どもの心にも、さまざまな思いが去来していたりします。家におばあちゃんが来ているから早く帰ったほうがいいかな、とか、今日はみんな忙しそうだったから少しは手伝いをしたほうがいいかな、とか、宿題がたくさんあるから早めに手をつけないといけないかな、など、引っかかるものがあるのです。

この時期の貴方ももしかすると、そんな気分かもしれません。やりたいことにガンガン打ち込んでいたり、楽しいことがあったり、誰かとの関係に多くの時間を割いていたりする一方で、心の片隅に「ちょっと帰らないといけないかも」と感じているのです。

今は「どちらかを取る」ような状況ではないと思います。どちらもなんとか時間をやりくりして、手を抜かずにやっておきたいはずです。どちらかと言えば今は、「やりたいこと、好きなこと、夢中になっていること」を軸として、少しずつ「気になっている」ほうを見ていけばいいのかもしれません。なぜなら、今「心の片隅に引っかかっていること」は、2、3年かかる長期的なテーマだからです。今夢中になって取り組んでいるテーマは、今年前半に駆け抜けていくようなタイムスケールです。長く時間をかけて取り組むことと、今集中したいこと。長期的な視野に立って、うまく優先順位を整理したいところです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



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