大きく状況が動く時です。ただ、その「動き」が、貴方の思う「動き」とは、少し違っているかもしれません。「これこそが動きだ、動いているとはこういうことだ」というイメージとはまったく違うところで、「動き」が生じているのです。たとえば「お皿を洗って!」と言われ、腕まくりしてスポンジと洗剤を手にしたのに、「違う違う」とおしのけられ、大きなカゴに汚れたお皿をぽいぽい放り込まれる、といったイメージです。そのカゴは食洗機であり、それで「皿洗い完了」となります。
今の貴方の世界では、物事の動きのスケールが非常に大きいので、今という瞬間だけを切り取ると「なんにもなっていない」ように見えるのです。カゴに汚れた皿を入れたところで、なんにもならない、と思えるのに似ています。でもそれは「その瞬間だけ」の話なのです。一気にガツンと食洗機に入って扉が閉まり、機械が作動し始めた時「なるほどそういうことか」となります。