どんなにややこしい話でも、途中で止めるわけにはいきません。ぶつかって、ヒートアップして、話がぐちゃぐちゃになっても、この時期は「向き合い続ける」ことに意味があります。少し休憩してまた、ガンガンしゃべるのです。言いたいことをお互い、ぜんぶ言い合って、それで見つけだせる地平があります。
「結論が出ない話はやめよう」というのは、今は多分、ナンセンスです。話しているということそれ自体が重要だからです。たとえばランニングやマラソンは、ゴールの場所にはたいして意味はありません。走っている最中のその動きに意義があります。この時期のコミュニケーションは、それに似ています。