「話のタネ」という言い方があります。旅のお土産とか、ちょっとしたギミックのあるアイテムなどをまず「タネ」として出して、それにまつわる質問や説明で話を広げていけるのです。「これは、話のタネになりそうだから、今度みんなで会う時に持っていこう」などと、占いの本が使われることもよくあるようです。
今週は周囲の人々が「話のタネ」を持参しがちかもしれません。お土産や贈りものをもらうと恐縮してしまったりもしますが、遠慮するよりはそこから「話を広げる」ことに意識を向けるほうが、相手の気持ちに叶うようです。相手は多分、貴方と話がしたくて、いろいろな工夫をしているのです。その工夫をなんとかキャッチしてあげると、関係がふくらみます。
人間はコミュニケーションの上で、さまざまな期待を抱きます。話を聞いてもらいたい人もいれば、褒めて欲しい人もいます。かと思えば、近所の噂を聞きたい人、おもしろい話をして欲しい人、叱って欲しい人、などもいます。相手が何を期待しているのかを読み取ることは簡単ではありませんし、さらに自分自身が何を望んでいるのか自覚するのも難しいのです。でも、この時期はそうしたことを探るのがひとつのカギになるかもしれません。
中には最初から「話を聞いてくれるだけでいいから、何も言わずに聞いてくれる?」と切り出す人がいます。「褒めて欲しいから、いっぱい褒めて!」とオーダーする人もいます。場合にも寄りますが、こうしたオーダーは今、とても役に立ちます。事前に「こうして欲しい」とお願いしておくと、相手も安心して耳を傾けられるものなのだと思います。




