特別なコミュニケーションの時間です。
朗報が飛び込んで来るのかもしれませんし、自分自身が誰かに、朗報を送ることになるのかもしれません。
ここでのやり取りは、対話の「始まり」です。
あるいは、なんらかのアクションのゴーサインです。
ここで受け取った、または発したメッセージがきっかけとなって、さまざまなドラマが勢いよく展開し始めます。
または、そのメッセージを合図に、みんなが一斉に語り出すのかもしれません。
普段、言葉を吟味するあまりかえって「言葉足らず」になることはあるでしょうか。
たくさん話したはずなのに、小さな恐れや遠慮から、核心をわきによけて語ることはあるでしょうか。
「まとめてはなそう」「大事なことだけを伝えよう」と考えて、かえって相手の聞きたかったことを除外してしまったことはあったでしょうか。
もし普段、貴方がそんなコミュニケーションのクセを持っているなら、この時期は、そうした後悔を避けるほうが重要です。
きれいにまとめたり、要点を確かめたり、言葉を丁寧に選んだりするより、今は「言うべきことを全部言う」「話を膨らませる」ことのほうが、おそらく、重要です。
拡げること、打ち出すこと。
相手の心に何が響くのか、話してみなければわかりません。
自分が「大切だ」と思っていることはみんな、伝えてみるほうが、結果的にいい話ができるようです。