あざやかな「復調」のタイミングです。息を吹き返したような気持ちになる人も少なくないでしょう。これまでどこか「金縛り」のような状態だったと感じている人ほど、今週「動き出す」手ごたえが嬉しいだろうと思います。たとえば誤って接着剤を指につけ、指先同士がくっついてしまい、やりたいことができないような状況だったなら、今週、指と指とが自然に分離し、自由に動かせるようになるのです。
「調子」は、自分ではよくわからない場合もあります。「立ち止まっている暇はない!」「休みたいと思うのは、怠け心だ!」とあくせくもがいているけれど、本当はじっくり休んで疲労を回復した方が、ずっとよく動けるようになる、ということもあるものです。たとえば今週、わずかにふわりと復調することで「なるほど、今まで自分は疲労していたのだな」「まだ本調子ではなくて、休めばもっと良くなるな」とわかるのかもしれません。その発見を大肯定してくれる「誰か」の存在にも恵まれそうです。