こんにちは、石井ゆかりです。
今週はなんといっても、射手座の日食です。日本からは見ることができませんが、皆既日食で、星占い的にはとてもドラマティックなタイミングです。先日19日に牡牛座の月食が見られましたが、月食と日食はセットで起こります。19日の月食、そして今週4日の日食のセットで、「特別なターニングポイント」と捉えることができるのです。日食は言わば「特別な新月」です。長期的に見て重要なプロセスがスタートするタイミングと言えます。今回は特に、天王星や土星と角度を結んでいて、「長期的な変化」が強調されています。今年1年、土星と天王星の90度が汲まれ続けて来たわけですが、新旧の衝突、あるいは自然と人為の衝突のようなこの形が一体、どんな未来に繋がっているのか、それを閃光のように指し示す出来事が今週、起こるのかもしれません。
今週結ばれる蠍座の火星と魚座の海王星のトラインも、とても印象的です。どちらもオウンサインで、強力です。闘う情熱と意志が、救済と許しの星と「協調し合う」とき、一体何が起こるのか。たとえば自己犠牲のための闘い、殉教のようなイメージも湧きます。あるいは、弱い立場の存在や傷ついた人々のための闘い、というイメージも浮かびます。リクツではなくパッションが、この時期の動きの原動力と言えそうです。日食が起こる射手座も情熱の星座ですが、今週は本物の情熱がないところでは、何も動かないかもしれません。
今週はそんな感じです。