石井ゆかりの星占い

2023/1/23 - 1/29

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
先週までに火星、水星が順行に戻り、今週はさらに23日、天王星が順行します。牡牛座の天王星は昨年の8月24日から逆行を続けていました。週明けの段階で、太陽、金星、土星が水瓶座に位置しており、天王星と金星はミューチュアル・リセプションにもなっていますので、この順行への転換はかなり強い「転進」を感じさせる動きと言えます。けっこうハッキリした方向転換が起こったり、ビビッドなゴーサインが出たりするかもしれません。「もう動かないんじゃないか」と思えた機械が突然ヴィーン!と動き出すような、そんなドラマティックな雰囲気が感じられます。

占いなので「動き出す」というふうに、他律的な書き方をしてしまっていますが、太陽、土星、天王星、みたいなラインナップですから、ここはむしろ「動かす」「自分の意志で行動を起こす」という、能動的、主体的な感触が強いかもしれません。自分で考え、現実の中でしっかり責任を引き受けて行動することが、このタイミングでのテーマとなるのかもしれません。

27日、金星が水瓶座から魚座に移動します。金星は魚座でイグザルテーション、すでにオウンサインの海王星も位置しており、魚座が「強い」状態になります。とても優しく美しい印象の配置です。愛による救い、本物の優しさ、みたいなものを感じさせます。ここ2週間ほど「ゴーサイン!」が出る中でも「ついてこられないものを置いていかない」ような流れがちゃんとある、ということだといいなと思います。

魚座の金星・海王星は「変更」をしやすくする配置だなと思います。スタンスの変更、ポジションの変更、考え方や意見の変更などに、不思議と抵抗がなくなる、という感じがあります。たとえば、動きにくくなった機械に油を注して動きをなめらかにするようなイメージです。普段ならプライドやさまざまな思いがジャマしてなかなか変えられないことも、今はものごとの本質だけを見つめ、愛だけを動機に、するりと「変更」できるのかもしれません。

今週はそんな感じです。

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

いいモノ語り
パリシティガイド
Business with Attitude
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories