石井ゆかりの星占い

2023/1/16 - 1/22

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はとてもフレッシュな雰囲気にあふれています。
先週も火星の順行で新鮮な勢いがあったのですが、今週はそこにたたみかけるように、水星順行、太陽の水瓶座入り、そして水瓶座の新月と、立て続けに「前進!」の節目感が強い動きが起こるのです。先週から今週にかけて、徐々に「起動」していくムードがあるのですが、今週は特に「起動」感が強いかもしれません。

水星は12月末から山羊座で逆行していました。この間、進みたくてもなかなか進めなかったり、やり直しや振り返りに手間がかかったり、誤解や混乱に巻き込まれたり、といったことがあったかもしれません。そうした流れが今週を境に、一気に正常化に向かいます。

今回の水星順行のおもしろい点は、双子座で長期滞在中の火星と150度を組む位置で順行に戻る点です。この水星と火星の間には、ちょっとしたコンタクトがある状態なのですが、そこへきてインコンジャンクトが噛んで順行、という、星占い的にはとても印象的というか、深読みしたくなる形が結ばれています。山羊座、双子座、水星、火星は、どれもアクティブです。ガンガン動く世界であり、星々です。そしてインコンジャンクトは「変化」「想定外」「斜め上の展開」「トリックスター的な動き」を感じさせる形です。
今週はいろんな意味で「アクティベートされるもの」が多いタイミングなのですが、そこから起こる新たな展開は、多分「想定外」で、いろいろ引っかき回されるようなトリッキーなものなのではないかという気がします。少なくとも、お行儀のイイ、おとなしい感じはほとんどありません。山羊座は真面目な星座では、と思われる向きもあると思いますが、山羊座には「牧神パン的な面」もあるのです。今週はおそらく、ヘルメスの誘導もあり、そっちのほうにスポットライトが当たる気がします。

さらに20日、水瓶座に太陽が入り、22日に新月が起こります。この新月は牡羊座木星と60度を組み、こちらもとてもアクティブです。おとなしい感じは一切ありません。勇敢で、反骨精神に富み、破壊力満点です。閉塞感を打ち破るようなスタートライン、ルールを一度壊して新たに設定しようとするような勢いを感じる節目です。

全体に、何かが吹っ切れたように動き出す、というイメージがあります。すでにある状況をぶっ壊してかき回す!というような若々しい、荒ぶるエネルギーが感じられる週だなと思います。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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