石井ゆかりの星占い

2024/5/6 - 5/12

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
8日、牡牛座で新月が起こります。
この新月はとても印象的です。天王星と木星が重なったところに、オウンサインと新月が言わば「たたみかけていく」のですから、スゴイのです。キラキラ、ギラギラしています。新月は「スタート」のタイミングですが、この煌びやかなスタートは、どんなものになるのだろう!とワクワクしたくなります。
金星も木星も古くからの「吉星」で、牡牛座自体が金星支配のハッピーな星座です。月は牡牛座で高揚しており、ここもゴキゲンです。魚座の土星とセクスタイルを組んでいますが、調和的な角度ですし、木星も金星も今は牡牛座に入っていて、話がついています。天王星は分類上は、マレフィックに含まれるわけですが、「自由・改革」といったひろやかな意味合いを含んでおり、少なくとも陰鬱ではありません。今回の新月はこのように、明るい、ハッピーな要素がぎゅっと詰まっているのです。

ただ、牡牛座は経済活動に関係の深い世界です。新月、満月はトレンドの頂点に重なる事が多く、ここで流れが「改まる」感じもあります。24日の蠍座満月が冥王星とのTスクエアで、「一杯一杯になった状況が雪崩を起こす」ようなイメージだったのですが、今回はそれと対照的に、「初期値が新たに設定し直される」ようなイメージだなと思います。とはいえ、木星も天王星もここにずっといたわけで、「準備されてきたことが実行に移される」ような新月とも言えます。とにかく何かしら、マーケットやお金にまつわる変動が起こっておかしくないように思われます。

5月26日に「牡牛座木星時間」が終わりを告げます。そこに至る直前のこの、牡牛座祭り、牡牛座新月は、非常に印象的です。ゴール直前にクライマックス!という、非常にドラマティックなムードです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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