石井ゆかりの星占い

2024/7/8 - 7/14

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は太陽と土星が120度を組み、火星と天王星が近付いていく、とても鉄火な雰囲気の時間です。決然としていて、型にはまらず、何が起こるかわからない緊張感が漂っています。
この時期に起こる「想定外の出来事」は、なんらかの結果を想定して行われるというよりは、「結果はどうなってもいいからこれをやることに意義がある」というふうな、行動自体に価値を見いだす人々によって行われることなのではないかと思います。「もし失敗したとしても、なんの結果も出なくても、今これをやらなかったら後悔するだろう」「自分の生き方を貫くためには、今これに取り組むしかない」といった考えが、この時期のアクションの原動力となっています。
「そんなにコスパが悪いことは、誰もしない」「そんなことをしても損になるだけだから、やる人はいない」などという考えでは、今週起こることは理解できないだろうと思います。非合理でコスパの悪いことでも「やらずにいられない」のが人間なのだろうと思います。

週末12日、金星が蟹座から獅子座に移動します。これは月間の全体の空模様でも書きましたが、かなりおもしろい動きです。海王星のトラインから冥王星のオポジションを結んでゆくのですが、愛のもっとも甘く深く切ない世界から、もっともギラギラした、欲望と情熱の燃える世界へと移行していく、というイメージが浮かぶのです。エモーションが激しく波立ち、渦巻き、人生を巻き込んでいくようなタイミングです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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