こんにちは、石井ゆかりです。
5日に金星が乙女座入りし、さらに5日から、すでに乙女座に位置している水星が逆行を開始します。乙女座はとても真面目で勤勉な星座、実務的で現実的な星座、とされていますが、この金星と水星逆行の動きは、「いつもは真面目な人なのに、なぜか今はふざけたり、ちょっとだらっとしたりしている」といった雰囲気があります。いつもはキッチリしている人が、今に限ってちょっと着崩しているのです。慣れていない分、「大丈夫かな?」という不安感もあります。でも、まあ、大丈夫です。
水星逆行中は星座を問わず、物事が遅延したり、混乱したりしやすい、と言われています。交通機関の混乱、コミュニケーション上の行き違い、予定の変更など、想定外のことが起こりやすいかもしれません。先を急いでも無駄なので、この時期は柔軟に、ゆったり過ごす、という方針がフィットしそうです。
金星が乙女座、木星が双子座で、今はこのふたつのベネフィック(吉星)が、少々混乱気味です。「いい」とされていることが、そのまま「いい」ことにならない傾向が出るかもしれません。あるいは、「過ぎたるは及ばざるが如し」が当てはまるシーンもありそうです。どんなに身体にいいものでも、過剰に摂取すると、害が出る場合があります。「いいもの」の扱い方が、この時期はちょっと、難しいかもしれません。「良かれと思ってやっている」ことが本当に「良い」結果になるのかどうか。「良い」が暴走していないか。「良い」が混乱していないか。そのあたりに留意すると、過剰な期待やそこからくる失望の痛みを、多少は緩和できるかもしれません。
今週はそんな感じです。