石井ゆかりの星占い

2024/9/2 - 9/8

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はかなりいろんな星のイベントが重なっている、節目感満載の週です。先週に引き続き、流れが変わる感じが強そうです。

まず2日、天王星が逆行開始、そして冥王星がいったん山羊座に戻ります。さらに3日は乙女座で新月、そして5日に火星が蟹座入りするのです。
これまでは双子座に木星と火星が同座し、獅子座にも星が集まって、風が火を煽るようなカッカした雰囲気に包まれていたのですが、今週は地の星座、水の星座と、どっしりしっとりした世界にいろいろな動きが起こります。どこに到着するかわからないような浮き足だった感じが一段落する、というイメージが浮かびます。

とはいえ、金星が天秤座入りしており、双子座木星と120度を組むので、キラキラふわふわした感じはまだまだ残っています。それにしても、「毎日センセーショナルな議論に曝されて、自分を見失い、吹き飛ばされそう!」といった嵐の渦中のような感覚は、少し収まってくるのではないかなと思います。

火星の蟹座入りと冥王星の山羊座への移動は、どこか「バックラッシュ」を感じさせる動きとも言えます。「革新の星」である天王星が同時に逆行を始めるのも、バックラッシュ的です。揺り戻し、先に進もうと思ったところへの引き戻し、「やっぱりやめた」的な雰囲気が感じられる動きだなと思います。「刷新!新鮮味!」のほうに傾きかけた流れが、「やっぱり慣れ親しんだ、落ち着いたモノが信じられる」みたいな方向に引き戻されたりすることもあるのかなあ、などと想像します。

トランスサタニアンが星座のキワ、ゲート(門)の付近で頑張っているので、ほかの星が星座から星座に移動すると、荒ぶる転換の力が大きく動く、という感じがあります。星座の入り口は非常にプリミティブなパワーが働き、物事がおおいに振り回される、という読み方があるのですが、今週は特に火星と冥王星がそこをこするため、何かドカンとインパクトのある展開もあるのかな、という気がします。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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