石井ゆかりの星占い

2024/9/9 - 9/15

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
水星が9日、乙女座入りしてオウンサインとなります。金星も今は自宅にあって、コミュニケーションや調整、実務、人間関係全般がとてもはかどりそうです。8月中にもたついたことも、ここで一気に巻き返せます。全体に、かなりスピード感のある時期なので、「ついていくのが大変!」という気持ちになる人もいるかもしれません。

金星と木星が120度を組んでおり、ベネフィック(吉星)同士、とてもハッピーな配置です。人間関係が盛り上がりを見せます。誰かと仲直りしたかった人、疎遠だった相手ともう一度しっかり付き合いたい人にとっては、ここでは強い追い風が吹くでしょう。

一方、乙女座の太陽・水星と魚座の土星・海王星が180度の位置関係になります。ここはとても真面目な形です。特に問題解決とか、さまざまな「対応」に重きが置かれます。ケアすること、修理すること、メンテナンスすること、あらゆる「面倒を見る」営為が、粛々と進みます。現実から目をそらさない精神的な胆力のようなもの、「不都合な事実」に目を向ける勇気のようなものが、この配置に感じられます。

全体に、星座の位置関係としてトラインが目立つ感じがあり、物事がどんどん「転がっていく」ところがありそうです。柔軟宮のTスクエアも、なにしろ柔軟宮なので、かきまわしはしても本質的には逆らわない、みたいな雰囲気なのかなと思います。「黙っていれば転がっていってしまう」ので、曖昧な返事とか、「察して欲しい」的な態度は、そのままひっかかりなくスルーされてしまう可能性も。抵抗したいことがある人は、それをハッキリ表明すれば、意外とすんなり受け入れてもらえそうです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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