石井ゆかりの星占い

2024/11/4 - 11/10

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
3日に水星が射手座へ、4日に火星が獅子座へそれぞれ移動し、一気に火の星座に3星集合となりました。ホットな雰囲気に包まれます。カッカしてきそうですし、これまで内側で渦巻いていたエネルギーが、一転して「外へ」向かい始めるかもしれません。たとえば、自分を責めてばかりいた人が、突然「でも、自分だけが悪いわけではない」と、外部に対して正当な怒りを発し始める、といった展開があり得ます。心の中でぐるぐるしていたものを、外界に打ち出せるようになるのです。獅子座は自己主張の星座で、射手座は旅やコミュニケーションと関係の深い世界です。これまで「内々で」となっていたことが、いきなりオープンになって騒然とする!といったイメージも浮かびます。

射手座入りした水星は、11月末から逆行し、1月8日まで射手座に滞在します。また、獅子座入りした火星も、1月6日までここにいます。つまり、今週わりと勢いよくスタートしたチャレンジ、勝負は、1月頭くらいまでにまず、一段落する、というスケジュールになります。2ヶ月くらいかけてガンガン集中して取り組めるわけです。ここはリスクをとって勝負に出たいところです。

水星と木星はミューチュアル・リセプションという一関係になっています。双子座-射手座は知的活動、旅、学び、議論、宗教、移動、コミュニケーションを司る世界で、この時期いろいろなチャネルが一気に開かれることになるかもしれません。とにかく「やり取り」が重層的に発展していくのです。センセーショナルなニュースが込み入った形で盛り上がりそうですし、いろいろな説が出て、噂やデマも飛び交い、なかなかのカオスが生じそうです。インパクトの強い話に反射的に乗っかると、あとで「だまされた!」となる可能性が高いのです。世の中が興奮状態にある時、自分だけが冷静でいる、ということはなかなか難しいことなのですが、心の中に「一呼吸置く」部分をいつも、残しておきたいところです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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