こんにちは、石井ゆかりです。
この時期は星の位置関係として、風のグランドトラインと水のグランドトライン、ふたつのグランドトラインが生じています。
オーブの狭いピタッとしたコンフィギュレーションではないのですが、星の星座位置で、そのようになっています。
グランドトラインは「幸運」と解釈する向きもあるのですが、私は、雪玉が雪のスロープをどんどん転がり落ちていく、というイメージを抱いています。
きわめてスムーズに転がっていって、次第にどんどん大きくなり、誰にも止められないのです。
水は感情と内側に閉じる動き、風は情報と開示、そして攪乱です。
増幅する感情、大きくなる声、そのふたつが「どんどん大きくなり、誰も止めようとしないか、もう止められない」ような状態になる、と考えると、かなり怖い感じがします。
感情はなかなか自己批判にいたりません。
思考は自己批判を可能にしますが、一方で、感情の道具となり、先鋭的な自己正当化に向かうこともあります。
感情自体、思考自体に、よしあしはありません。
水も風も、それ自体によしあしがあるわけではないのと同じです。
今胸にあるのがどんな感情で、聞こえているのはどんな声なのか。
それは良い感情なのか。良い方向に向かう声なのか。
その「良い」は、誰にとっての「良い」なのか。
そんなことが今、非常に大きなテーマとなっているのかもしれません。
今週はそんな感じです。