女がカレーを食べる理由。 #01 むくみ解消とデトックスに効く、マイルド煮込みのトマトダールカレー。

Gourmet 2016.05.20

『フィガロジャポン』2016年7月号P203に掲載した、さらさら軽い食べ心地のトマトダールカレー。緑豆の優しい味わいが魅力のこのカレーのポイントは「テンパリング」。これは、煮込んでいる鍋とは別にフライパンなどを用意し、油でホールスパイスを熱して油にスパイスの香りを移して、その香味油ごと鍋に投入して混ぜ合わせるプロセスのこと。焦がさないよう気をつけながら、スパイスの香りを引き出して。

効能
むくみ解消/デトックス

材料(4人分)
ムングダール(緑豆の挽き割り)1カップ、ニンニク(みじん切り)1片、トマト(粗みじん切り)2個、シシトウ(小口切り)4本、塩小さじ2、サラダ油大さじ1、バター20g 、水6カップ、玉ネギ(みじん切り)1/4個、飾りの香菜(粗みじん切り)適量
《ホールスパイス》クミンシード小さじ1、タカノツメ1本
《パウダースパイス》ターメリック小さじ1/4、カイエンペッパー小さじ1/4

作り方
1. 軽く水洗いしてから水を切ったムングダールと水を大きめの鍋に入れて煮る。
2. 沸騰したら弱火にし、パウダースパイス、ニンニク、トマト、シシトウを加え、煮つまり防止に差し水(分量外)しながら、豆がやわらかくなるまで煮る(沸騰後約30分)。(動画)
3. 豆が指で簡単につぶれるくらいまで煮たら、塩を加え、いったん火からおろす(ゆるめのポタージュ程度の濃さ)。(動画)
4. 別のフライパンを火にかけ、サラダ油とバターを入れる。(動画)
5. 弱めの中火にし、ホールスパイスを入れ加熱する(焦がさないよう注意)。(動画)←point!
6. クミンシードの色が少し濃くなったら玉ネギを加える。(動画)←point!
7. 玉ネギが少し色づいたら、鍋にフライパンの中身をすべて投入する。(動画)←point!
8. カレーの鍋を再び火にかけ、弱火で10分ほど煮込む。皿に盛り、お好みで香菜をかける。

教えてくれた先生:
渡辺 玲さん Akira Watanabe
東京生まれ。早稲田大学卒業。著作やテレビ出演、各メディア企画の監修、店舗プロデュース、商品開発、各種講演など、カレー伝道師として多角的に活動。インド渡航歴は40回以上。現地の料理教室とレストランを巡る恒例のインドツアーは、今年も9月に敢行予定。
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『フィガロジャポン』2016年7月号「女がカレーを食べる理由。」では、美に効くスパイスの話から、ここで紹介したインド家庭料理風レシピ、おいしくヘルシーなおすすめの新店まで、いま女性がカレーを食べるべき理由を多彩な切り口で紹介! >>詳細はこちら

vidéo : MASATSUGU KANEKO (PINAPPLE HEADQUARTERS), réalisation vidéo : KENTARO NITTA, stylisme:MISA NISHIZAKI, texte:MICK NOMURA (PHOTOPICNIC)

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