女がカレーを食べる理由。 #02 濃厚なおいしさでパワーチャージ! 南インドの香菜チキンカレー。

Gourmet 2016.05.21

『フィガロジャポン』2016年7月号P203に掲載、フレッシュ×パウダーの香菜をたっぷり使った、濃厚な南インドの香菜チキンカレー。ポイントは「玉ネギの炒め方」。今回紹介するカレーの中で、玉ネギの量がいちばん多く、炒める時間も長い。炒めていくうちに量も減り、こんなに炒めて大丈夫?と不安になるかもしれないけれど、動画を参考にしながら、10分を目安に、色づくまで炒めよう。また、このカレーは煮込む時と仕上げ時の2回に分けてフレッシュの香菜を加える点も特徴なので、そちらもチェック。

効能
美肌効果/疲労回復

材料(4人分)
鶏モモ肉(皮を取り一口大に切る)2枚(約400g)、玉ネギ(スライス)1個(200g)、ニンニク(すりおろし)5~10g 、ショウガ(すりおろし)ニンニクと同量、香菜A(根と茎を刻む)大さじ2、トマト(粗みじん切り)2個(300g)、サラダ油大さじ3、塩小さじ1.5、香菜B(葉と茎を刻む)1カップ
《ホールスパイス》フェンネルシード小さじ1、シナモンスティック3㎝、クローブ4粒、カルダモン4粒、ブラックペッパー20粒
《パウダースパイス》ターメリック小さじ1/4、カイエンペッパー小さじ1、コリアンダーパウダー小さじ2、クミンパウダー小さじ1

作り方
1. 底の厚い鍋にサラダ油を入れ、中火にしてホールスパイスを加える。
2. いい香りがしてきたら玉ネギを入れ、強めの中火で炒める。(動画)←point!
3. 玉ネギが少し色づいたら弱火にし、ニンニクとショウガを加える。(動画)←point!
4. 香菜Aとトマトを加え、中火に戻して1分ほど炒める。(動画)
5. 再び弱火にしたらパウダースパイスと塩を加える。
6. 強めの中火にし、沸騰したら鶏肉を加え、かき混ぜながら炒め煮をする。(動画)
7. 肉の表面に火が通ったら中火に落とし、サラッとしたカレーソースを煮つめるように煮込む(基本的に水は入れない。どうしても必要な場合は大さじ2まで)。(動画)
8. 10分ほどして肉に十分火が通ったら香菜Bを加え、ひと煮立ちさせる。(動画)

教えてくれた先生:
渡辺 玲さん Akira Watanabe
東京生まれ。早稲田大学卒業。著作やテレビ出演、各メディア企画の監修、店舗プロデュース、商品開発、各種講演など、カレー伝道師として多角的に活動。インド渡航歴は40回以上。現地の料理教室とレストランを巡る恒例のインドツアーは、今年も9月に敢行予定。
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『フィガロジャポン』2016年7月号「女がカレーを食べる理由。」では、美に効くスパイスの話から、ここで紹介したインド家庭料理風レシピ、おいしくヘルシーなおすすめの新店まで、いま女性がカレーを食べるべき理由を多彩な切り口で紹介! >>詳細はこちら

vidéo : MASATSUGU KANEKO (PINAPPLE HEADQUARTERS), réalisation vidéo : KENTARO NITTA, stylisme:MISA NISHIZAKI, texte:MICK NOMURA (PHOTOPICNIC)

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