後藤裕一シェフの #stayhome レシピ vol.02 軽食にも、お酒のつまみにもなる「ケークサレ」

Gourmet 2020.05.09

外出自粛中も、自宅でシェフの味を楽しみませんか? 富ヶ谷のレストラン「パス」や、2019年オープンのパティスリー「イコール」でさまざまなクリエイションを提案する後藤裕一シェフが、フランス修行中によく作ったという「ケークサレ」のレシピを教えてくれました。

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「フランスで働いていた時、簡単で早くでき、冷めてもおいしいので、まかないに最適でよく作っていました。食事としてはもちろんですが、お酒のおつまみにも最高です!」(後藤シェフ)

「ケークサレ」

〈材料〉 パウンドケーキ型 H8×W18×D8cm

ベース生地

  • 卵 2個
  • 薄力粉 100g
  • ベーキングパウダー 12g
  • オリーブオイル 65g
  • 牛乳 80g
  • グリュイエールチーズ 65g
  • グリュイエールチーズ(仕上げ用) 適宜
  • 塩 1g
  • 白胡椒 0.5g

具材

  • チョリソー 50g
  • ドライトマト 30g
  • グリーンオリーブ 30g
  • イタリアンパセリ 5g

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〈作り方〉

  1. 下準備をする。グリュイエールチーズはチーズおろしで削り、チョリソーは小さなダイス状にカット。ドライトマトは細めにスライスし、オリーブは1/4の大きさに、イタリアンパセリはみじん切りにする。
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  2. 薄力粉、ベーキングパウダー、塩、白コショウを合わせて振るい、あらかじめボウルに割り入れてほぐした卵に混ぜる。
  3. 2にオリーブオイル、牛乳を加え、しっかり混ぜてからチーズを混ぜる。
  4. 3の工程が完了したら、あらかじめ用意しておいた具材をすべて加え、全体が均一になるまで軽く混ぜる。
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  5. ベーキングシートを敷いた型の中に4を流し入れ、まず160℃のオーブンで20分ほど焼く。
  6. 一度オーブンから取り出し、手早くチーズを振りかけ、180℃のオーブンで再度10分前後焼く。
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  7. しっかり焼き色がついたらオーブンから取り出して、型からすぐに外し、網の上で冷ます。
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〈シェフのワンポイントアドバイス〉

朝食、ランチなど軽食用として作る場合や、お子さんに作る場合など、その時々の目的や食べる人の好みに応じて中に入れる具材を工夫したり、塩分を調整しましょう。ベースの生地さえ押さえておけば、具材でさまざまにアレンジできます。

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後藤裕一 Yuichi Goto

1980年東京生まれ。大学卒業後、「オテル・ドゥ・ミクニ」でレストランパティシエとしてのキャリアを本格的にスタート。その後「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」で研鑽を積み、渡仏。フランスの「トロワグロ」本店でアジア人初となるシェフパティシエとして活躍。帰国後、2015年に「パス」を「ビストロ ロジウラ」の原太一シェフと共同でオープン。17年には、メニュー開発や店舗コンサルティングなどを手がける「タンジェント」をパティシエの仲村和浩とともに設立。19年には洋菓子店「イコール」をオープン。
Instagram:@yuichi.goto

 

réalisation:AKARI MATSUURA

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