旬を愛でる、秋グルメ辞典。 ふっくらおいしいウナギでパワーチャージ。

Gourmet 2020.11.01

ふっくらとした身を堪能できるウナギは、定番の蒲焼はもちろん、しゃぶしゃぶでいただくのもおすすめ。

ウ ナ ギ

夏に食べる習慣があるが、実は秋が旬。背開きにして蒸してから焼く関東に対し、関西は腹開きで直焼きと調理法も異なる。

 

ひと皿で二度おいしい、スペシャルなお重。
京都 鰻 まえはら|虎ノ門

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「愛のせ重」肝吸い付きで¥5,390。新潟県南魚沼のいしざか農園からコシヒカリを産直で仕入れる。ご飯のおいしさも見逃せない。うな重は¥2,530からある。

店名には“京都”とあっても、ウナギの調理法は江戸前。「お客様の注文が入ってから蒸し、備長炭でじっくり焼き上げています」。そう胸を張るのは、山際幸史親方。ウナギ一筋47年の大ベテランだ。四万十や浜名湖など国産を主に扱う同店の名物メニューが「愛のせ重」。白焼きと蒲焼きの2種を味わえる贅沢なー品だ。キリリとしたタレも香ばしく、焼けた蒲焼きは身もふっくら。持ち帰り用、折り箱入りのお弁当も人気がある。

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炭は、高知の四万十備長炭。三河の本みりんや静岡の天野醤油など、タレの材料にも独自のこだわりがうかがえる。

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「ウナギしゃぶしゃぶ」は1人前¥3,850。カツオ節やサバ節、宗田カツオ、真昆布、羅臼昆布などで取った出汁に身をくぐらせ、特製のゴマダレで食べる。ポン酢もあるのでお好みでどうぞ。

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虎ノ門横丁の並びにオープン。店内は落ち着いた雰囲気。

京都 鰻 まえはら|Kyoto Unagi Maehara
東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー3F
tel:03-6550-9557
営)11時30分~14時30分L.O.、17時~20時L.O.(月~金) 11時30分~19時L.O.(土、日、祝)
休)施設に準ずる 
夜は予約したほうがいい
www.facebook.com/京都-鰻-まえはら-103740341246279

*『フィガロジャポン』2020年10月号より抜粋

●新型コロナウイルス感染症の影響により、営業時間や定休日が変更となる場合があります。最新の情報は各店舗へお問い合わせください。

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photos : YU NAKANIWA, texte : KEIKO MORIWAKI

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