パリで人気のラーメンレシピを紹介、夏野菜の冷たい麺。

Gourmet 2021.07.31

SACHIYO HARADA

和食ブームが続くフランスで、いま大人気というラーメン。フランスの食材を使って簡単に作れるレシピを提案した一冊『LE B.A.-BA DE LA CUISINE “Ramen”』(Marabout刊)が今年発売に。
こちらは人気連載「パリのマルシェとレシピ。」の著者である原田幸代さんが、フランスの出版社から刊行したもの。「6つの材料で作る」というテーマで構成された一冊には全部で75のレシピが掲載。
今回、特別に日本語訳にした“夏においしいラーメン”を3つ紹介いただきました。2つ目はナスとトマトの麺作り方。

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「太陽をたっぷり浴びた露地もののナスやトマトがおいしくなってきました。じっくりと焼いてトロトロになったナスと麺を絡めると、疲れていても食が進みます。ナスのマリネは多めに作って、常備菜にもぜひどうぞ!」(原田さん)


ナスとトマトの冷たいヌードル
Nouilles Veggie aubergine et tomate

re-veggie-aubergine-&-tomate-1.jpg

photography: Akiko Ida

<材料 4人分>
(左上から時計回り)
麺 4人分
ソースTokyo 40ml ※材料は*を参照
ナス 6~8個(大きさにより適量)
ミニトマト 16個
ニンニク 2片
細ネギ 1束

*ソースTokyo
出来上がり約400ml。すべての材料を小ボールに入れて混ぜ、食べる直前まで冷蔵庫へ。
醤油 100ml
リンゴジュース 200ml
ゴマ油 大さじ4
煎りゴマ 大さじ2
おろしショウガ 小さじ1

<作り方>
①ナスを縦方向に、食べやすい大きさに切り分ける。トマトは縦に2等分。細ネギを切る。ニンニクを薄切り。
②フライパンに油(分量外)を大さじ2ほど入れ、ニンニクを加え弱火で軽く色がつくまで炒め、取り出して油を切っておく。同じフライパンにナスを入れ、中火にして水大さじ2を加えて蓋をして5分ほど蒸し焼きに。火が通ったら、バット(ボール)に入れ、ソースをかけて15分ほど漬ける。(時間があれば粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす)
③麺を茹でてから、冷たい水でよく洗いぬめりを取ってザルに上げて、よく絞って水気を切る。
④皿に麺、ナス、トマト、ニンニク、ネギを載せて、ソースをかける。

210730_ramens_cover-2.jpg『 LE B.A.-BA DE LA CUISINE “Ramen”
著:Sachiyo Harada 
刊:Marabout 

Information

人気連載「パリのマルシェとレシピ。」の著者であるHaradaさんが、フランスの出版社からラーメンの本を刊行。「フランスでは数年前からのラーメンブーム。基本のスープの作り方、焼き豚、味玉、クラシカルなラーメンの作り方から、和え麺、冷やしラーメン、ヴィーガン等々……麺好きな私なりのレシピブックを作ってみました。レシピはフランス人にとって身近な食材で簡単につくれるものを手ほどきしています」

日本では、こちらからお取り寄せ可能、ぜひチェックしてください!
www.kinokuniya.co.jp

www.amazon.co.jp

 

text: Sachiyo Harada

料理クリエイター
長い間モードの仕事に携わった後、2003年に渡仏。料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。 パリで日本料理教室やデモンストレーション、東京でフランス料理教室を開催。フランスの料理専門誌や料理本で、レシピ&スタイリングを担当。この連載をまとめた『パリのマルシェを歩く』(CCCメディアハウス刊)が発売中。
近著に映画の料理を紹介した本『La cuisine japonaise à l'écran』(Gallimard社)と『Le Grand manuel de la cuisine Japonaise』(Hachette-Marabout社)がフランス全土と海外県、ヨーロッパ各地で発売。
Instagram : @haradasachiyo

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