夏野菜をおいしくいただける
「鎌倉野菜と味噌ディップ」

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先日、日本酒の会に参加してきました。都内にて平日18時半スタート。私は遅刻してしまったけれど、みんな時間通りに勢揃い! 日本酒に対する愛と気合いを感じます。

「ひとり一品持ち寄り」だったので、参加者8人がそれぞれおいしいものを持ってきてくれました。日本酒通の皆さんだから、持ってくるものがひと味違う! コリコリな食感がおいしい氷頭(シャケの頭だそうです。初体験!)、カラスミ、ウニとイカの塩辛、こだわりのお豆腐、お手製きゅうりと長芋のさっぱり和え、塩とタレの焼き鳥、熟成させた味わい深いコンテチーズ、みんなで取り合いになったマスカルポーネと明太子の組み合わせ、熟成が進みトロトロに溶けたエポワス......など、おいしいものが勢揃いで、飛び切りゴージャスなテーブルになりました。

私は鎌倉野菜と味噌のディップを持参。生で食べられるかぼちゃ「コリンキー」、コロンと丸い「ズッキーニ」、「紫大根」「紫、黄色、オレンジのにんじん」「赤カブ」「きゅうり」など......野菜の色と形を生かしつつ大胆にカットして用意しました。

ディップは、マヨネーズ+味噌+出汁パックの中身+砂糖=完成。

お酒と料理の組み合わせのひとつに「同じ特徴を持つもの同士を合わせる」という方法があります。醗酵させている日本酒と醗酵食品である味噌、アミノ酸を含んでいる日本酒とアミノ酸を豊富に含んでいる鰹節などを合わせてみました。

いつも通り自画自賛ですが、このディップなら、いくらでも生野菜を食べられそうです。後日開催した料理教室で、このディップをご紹介してみたところ「おいしい!」「絶対おうちで作る!」と、嬉しい声をたくさんいただきました。お砂糖を加えることで、コクとまろやかさが加わり、お子さんも食べやすそうです。レシピは下記の通りです。瑞々しい夏野菜をたくさん召し上がっていただけたら嬉しいです。


★鎌倉野菜と味噌ディップ★

【材料】
お好みの生野菜 500g
●マヨネーズ 大さじ3
●味噌 小さじ1
●出汁パック 1/2〜1パック
●砂糖 小さじ1

【手順】
野菜を食べやすい大きさにカットし、●の全てを合わせて完成。

【ポイント】
・しょうが酢(しょうが100g、りんご酢100g、はちみつ20g)や梅干しの刻みを加えても美味しい。
・余った野菜は浅漬けにしてもおいしい(米酢大さじ1、昆布茶大さじ1、塩小さじ1、砂糖小さじ1、出汁パック1ヶ)。
・野菜の形を生かした大胆な切り方がおすすめ。

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左:浅漬け 右:浅漬けをのせた巻き寿司

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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