いまが旬!パッションフルーツとキウイのシャーベット。
ホームパーティレシピ 2018.07.13
宅配のお兄さんが「いい香り!」って、ニコニコしながら届けてくれたダンボール箱。フルーツの甘い香りが段ボール箱からあふれていて、箱を開ける前からドキドキです。
奄美大島、くっかる農園さんから届いた、いまが旬のパンションフルーツ。鶏卵より、ふた回り以上大きい卵のような形です。小豆色をした怪獣の卵みたいで、なんだか愛おしいです。
早速お味見。真ん中に包丁を入れると、パカッと半分に割れ、フワッと漂う南国フルーツの香りとともに、黄色い果汁が流れてきました。
私は酸味が苦手なので、正直恐る恐る口にしましたが、このパッションフルーツは甘さと酸味のバランスがよくておいしい!
パッションフルーツの皮をグラス代わりに、スプーンで少し崩したパッションフルーツの果肉にキンキンに冷やしたライチのリキュール(DITA)を注いでいただきました。パッションフルーツもライチも南国フルーツだから、相乗効果がすごいっ。即席甘口カクテルの出来上がりです。
先週は、パッションフルーツ(1ヶ)、キウイ(1ヶ)、アガベシロップ(大さじ3: 砂糖で代用可)、塩ひとつまみをミキサーにかけて、冷凍してシャーベットにしてみました。さっぱりしていて美味。ライチのリキュール(ディタ)をかけたら倒れそうになるほどおいしかったです。
パッションフルーツの種も一緒にミキサーにかけたので、種が細かく粉砕され、種のジャリっとした感じがなくなり、より食べやすくなりました。種にはポリフェノールの一種が含まれていて、抗酸化作用、リラックス効果があるそうです。果肉には、ビタミンAやC、Eが含まれていています。太陽を浴びるこれからの季節、お肌対策にも最適なフルーツです。
★ パッションフルーツとキウイのシャーベット★
【材料】
パッションフルーツの果肉 1ヶ
熟したキウイの果肉 1ヶ分
アガベシロップ(砂糖での代用可) 大さじ3
塩 ひとつまみ
*ミキサー
【作り方】
- パッションフルーツ(タネを含む)とキウイの果肉、アガベシロップ、塩をミキサーに入れ、攪拌する。
- 味見をし、甘みを調整する(甘さが強い方がおいしい)。
- タッパーに移し、冷凍する。
- シャーベットがしっかり凍ったら、ミキサーに入れて1分ほど攪拌する(口当たりを柔らかくするため)。
- 盛り付けて完成。
【パッションフルーツの皮を器にする場合】
- パッションフルーツを半分にカットして果肉を取り出しておく。皮を軽く水洗いして、水気をとってから、底になる部分を薄くスライスして安定させる。ラップで包み冷蔵庫に入れておく。
- シャーベットが出来上がったら、1に、シャーベットをこんもり盛り付けて完成。
【ポイント】
- 皮に盛り付けてからラップをして再び冷凍庫に保存し、食べる寸前にそのままサーブしても楽。
- キウイの代わりに、マンゴー、パイナップル、オレンジでもおいしい。
Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5