レモンの酸味が効いた、豚バラ肉と白菜のミルフィーユ鍋。

いよいよ本格的に冷え込み、寒さで身体がガチガチになる季節。身体と心をユルユルするには、温かな食事がいちばん。無農薬レモンをいただいたので、レモンを使ってお鍋にしました。

白菜と豚バラ肉のスライスを重ね、鍋に詰めたら、薄くスライスしたレモンをのせます。鶏がらスープ(顆粒を溶かしたもの)と塩麹をベースにクミンも入れて、コトコト煮ること20分。

熱々&トロトロに仕上がった豚バラ肉と白菜のミルフィーユに、おいしいオリーブオイルをたっぷり垂らし、刻んだグリーンオリーブを山盛りに包んでいただきます。レモンのさっぱり感や、皮の苦味も加わって深みが出ています。おいしい!

オリーブの実について調べてみたところ、魅力的なポイントがたくさんあり驚きました。オリーブの実は、強力な抗酸化作用があるポリフェノールや美肌ビタミンと呼ばれるビタミンE、脂質の代謝を活性化させ、脂肪を蓄積しにくくする一価不飽和脂肪酸などを豊富に含んでいるそうです。

便秘改善、乾燥対策、シミの軽減、コラーゲンの増加を助ける効果もある……なんていう情報を見ていると、これからは積極的に摂取したいと、俄然意気込んでいます。
 

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★レモン鍋★ 2人分  ストウブ鍋20㎝
【材料】
白菜   1/4ケ
豚バラ肉 200g
無農薬レモン 1/2ケ*スライスしておく
グリーンオリーブ 30粒〜 *刻んでおく
エクストラバージンオリーブオイル 適量
クレソン 1束

A
鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ2〜
熱湯 400cc
塩麹 大さじ1
砂糖 小さじ1
クミンシード 小さじ1〜


【作り方】

  1. レモンをできるだけ薄くスライスする(種は取り除く)。グリーンオリーブを刻む。Aを合わせて溶かす。クレソンを2㎝幅にカットする。
  2. 白菜と豚バラ肉を交互に重ねていく(白菜が厚い場合はスライスする)。
  3. 2を3㎝幅にカットし、切った断面を上にして鍋の側面に沿って詰めていく。鍋の中央の隙間に、余った白菜をぎゅうぎゅうに詰め、崩れないようにする。Aを加える。
  4. 3の上にスライスしたレモンを重ねる。蓋をして20分ほど火を入れる(コトコトと優しい火加減で)。
  5. 最後にクレソンをこんもりとのせ、余熱で火を通す。
  6. 5を取り分ける。白菜と肉でたっぷりの刻んだオリーブを包み、おいしいオリーブオイルをかけていただく。

【ポイント】

  • 仕上げに、フレッシュなオリーブオイルと刻んだオリーブを一緒にいただくのがおいしいコツです。
  • 味がぼやけている場合は塩(または塩麹)を少しずつ加え、まろやかさが足りない場合は砂糖を少しずつ加えて味を調整してください。レモンは食べなくてOKです。
  • 豚バラ肉を使用してください。脂が少ないとさっぱりしすぎておいしさが半減してしまいます。
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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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