桜の香りが広がる、お花見にぴったりな塩むすび。

何気ない塩むすびですが、炊きたてごはんを使うとふっくらとおいしく仕上がります。今回は、塩むすびに桜の塩漬け、うずらのゆで卵、グリーンピースを加えて春らしさをプラスしてみました。頬張ると、口の中で桜の香りがほんのり広がります。

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★ 春の塩むすび ★

【材料】1ケ分  *作りやすい分量
炊きたてごはん ご飯茶碗1杯
自然塩     ひとつまみ
桜の塩漬け   1つ
グリーンピース 1粒
うずらのゆで卵 1/2ケ(縦半分に切ったもの)

【作り方】
1. 桜の塩漬けの塩を抜く:水に入れ、しっかりと塩を落とす。水を入れ替え10分ほど浸す。同じ作業を3回以上くり返ししっかり塩を抜く。キッチンペーパーで水気を切る。
2. グリーンピースを茹でる:熱湯で2分ほど茹でる。火を止めてそのまま粗熱をとる(こうすることでぷっくりとしたグリーンピースに仕上がる)。(氷水で急に熱をとるとグリーンピースがシワシワに仕上がる)。
3. うずらの卵を茹でる:うずらの卵を常温に戻しておく。熱湯に卵を入れる(*スプーンなどを使って、そっと入れる)。3分ほど茹でたら、氷水にとって、しっかり冷やす(一気に冷やすことで殻がむきやすくなる)。殻をむく。
4. ボウルに、炊きたてのごはんを入れ塩を加える。軽く切るように混ぜ合わせる。
5. ラップの上に、塩抜きした桜、グリーンピース、うずらの卵(切った断面をラップに接着させる)をのせてから、4のごはんを重ね、優しく握る。

【ポイント】

●ぎゅうぎゅう握るのではなく、軽く握るのがポイント。優しく3回程度握って成形するとふわっと仕上がる。
●麺つゆにひと晩浸けておいたうずらの卵(茹で済み)を入れてもおいしい。
●うずらの卵は、糸を使って切ると断面が綺麗に仕上がる。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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