万能塩レモンとチーズを和えた、夏の定番おにぎり。

弟が塩レモンを作ってくれました。塩レモンとは、レモンを塩漬けして発酵させたモロッコ発祥の調味料です。1カ月熟成させただけあって、レモンの酸味、皮の苦味、塩の塩辛さが抜け、レモンの優しい香りがありつつ、塩味に深みと丸みがあります。ビタミンCが豊富なうえ、減塩効果もあるそうです。

塩レモンクリームパスタにしたり、塩レモンを豚肉になじませてからグリルしたり、塩レモン唐揚げにしたり、焼酎と合わせて塩レモンハイボールにしたり、塩レモンと蜂蜜を合わせて夏向けのドリンクにしたり……アレンジを楽しんでいます。

今回は、おにぎりに塩レモンを使ってみました。お米に、刻んだ塩レモンとミント、粉チーズを合わせ、クリームチーズを詰めて握りました。

チーズを2種類使ったのがポイントです。フレッシュなクリームチーズだけでなく、粉チーズ(パルメザンチーズ)を使うことで、コクのある味わいになります。

ビジュアル的に、グリーンをプラスしたかったので、庭に生えていたミントを刻んで加えてみたら、大正解。ミントとレモンの相性の良さに驚きました。ミントに抵抗のある方は、紫蘇で代用してもよさそうです。

ピクニックなどのお外ごはん、持ち寄りパーティにもぜひいかがでしょうか?

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★塩レモンおにぎり・2種のチーズを使って★ 小さなおにぎり4つ分

【材料】
塩レモン 10g
ミントの葉 2枚
クリームチーズ 18g
粉チーズ(パルメザンチーズ) 大さじ1強
炊きたてのお米 160g(40g ×4個)

【作り方】

  1. 下準備:塩レモンとミントを刻んでおく。クリームチーズを4等分しておく。
  2. 合わせる:クリームチーズ以外のすべての材料をボウルに入れ、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。
  3. 握る:ラップに2の1/4量をよそい、クリームチーズを具材にし、優しく握る。同じ作業を繰り返し、おにぎりを4つ作る。お好みで、フレッシュなエキストラバージンオリーブオイル(分量外)をおにぎりにひとたらしすると更に深みが出る。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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