自宅で簡単、リンゴとキャラメルのマスカルポーネクリーム添え。

軽く火を加えたリンゴに、キャラメルソース、マスカルポーネクリーム、スペキュロス(シナモンやナツメグなどの入ったビスケット)を重ねてみました。リンゴの酸味、キャラメルのほんのりとした苦味、マスカルポーネのコク、スペキュロスのサクサクとした食感やスパイス香が合わさり、立派なデザートが完成です。

キャラメルソースは、砂糖、水、塩を鍋で溶かし、軽く焦がしてカラメルにしたら、生クリームを加えて完成です。難しくはないのですが、慣れていないとカラメルを焦がしてしまうかもしれません。作るのが面倒な方は、市販のキャラメルソースを使ったり、市販のキャラメルを細かくカットして、水と合わせレンジで溶かしても手軽に作ることができます。

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★リンゴとキャラメル・マスカルポーネクリーム添え★

【材料】
小さな容器(直径4.5cm×高さ6cm)6個分
●キャラメルソース
砂糖 大さじ2
水 大さじ1
塩 少々
生クリーム 大さじ3 *常温に戻しておくこと

●リンゴの層
リンゴ(小) 1個(150g)
砂糖 小さじ1
シナモン ひとつまみ

●マスカルポーネの層
マスカルポーネ 150g
生クリーム 100g
砂糖 大さじ1

●スペキュロスの層
スペキュロス 3枚

【作り方】

  1. キャラメルソースを作る:小さな鍋に砂糖、水、塩を入れスプーンで全体を混ぜ合わせ弱火にかける。プツプツと沸騰してきたら、カラメル色が付くまで鍋を揺り動かしていく。色が付いたら一旦火から外す。30秒ほど経ったら生クリームを加える。再び弱火にかけ、スプーンでかき混ぜながらカラメルと生クリームをなじませる。しっかり合わさった時点で火を止める(いつまでも火にかけていると硬くなってしまうので注意)。粗熱が取れるまで置いておく。
  2. リンゴの層を作る:リンゴは皮付きのまま使う。1/4に切り、芯を取り除く。飾り用に薄くスライスしたリンゴを用意しておく(写真参照)。残りのリンゴを5mm角に切る。リンゴを塩水(水200mlに塩ひとつまみを加えしっかり溶かしたもの)に入れ1分ほど浸す。リンゴをザルに取り出し、キッチンペーパーで水分を取り除く。スライスしたリンゴはデコレーション用に取っておく。ボウルに刻んだリンゴ、砂糖、シナモンを入れ、スプーンで軽く和える。フライパンを中火にし、フライパンが温まったら、リンゴを入れ軽く火が通るまで炒める(レンジで火を通してもよい)。お皿に取り出しておく。
  3. マスカルポーネの層を作る:生クリームと砂糖を合わせ硬めにホイップする。マスカルポーネを加え、しっかり混ぜ合わせる。
  4. スペキュロスをビニールに入れ、食べやすい大きさに割っておく。
  5. 容器にキャラメルソース→リンゴ→スペキュロス→マスカルポーネクリームの順に重ねる。スライスしておいたリンゴを挿し、茶こしを使って、シナモンパウダーを少々かける(お好み)。

【ポイント】

  • 作り置きをしておくと、スペキュロスが水分を吸い、しっとりとした食感になります。サクサクとした食感を味わいたい場合は、食べる直前に容器に材料を重ねてください。
  • 市販のキャラメルでキャラメルソースを作る場合、0.5cm角に切ったキャラメルと水(小さじ1〜2程度)を耐熱皿に入れ、レンジにかけてください。10秒毎くらいに様子を見て、スプーンで混ぜ合わせながら、好みの柔らかさに仕上げてください。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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