もちもちのクレープに焼きバナナをのせて。

友人宅でいただいたクレープがもちもちとしていて、とってもおいしかったので、あれこれ質問しながらレシピを教えてもらい、ちょこっとアレンジしてみました。

ポイントは、卵、小麦粉、牛乳、砂糖……生地を合わせたら、2時間以上休ませることだそうです。食材がなじみ、もちもちの食感になるうえ、クレープをきれいに焼くことができます。

生地がしっかりしているので、クレープをひっくり返す際に破れにくく、すぐに焦げつかないため、ゆったりした気持ちでクレープを焼くことができます。

思い立った時、気軽に作れるよう、卵1つで作れる分量にしてみました(28cmのフライパンで4枚)。

ほんのり甘めの生地に仕上げています。甘さを控えたい方は、焼き上がったあつあつのクレープにバターをのせて溶かしながら召し上がってみてください。バターの豊かな風味を味わいながらシンプルなクレープを楽しむことができます。

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★もちもちクレープ ★
4枚分 ※直径28cmのフライパンを使用

【材料】
●クレープの材料
A
卵   1ケ
塩   ひとつまみ
砂糖 大さじ2
バニラビーンズ  1/4本分(なければ不要)

小麦粉 50g
牛乳 150cc
溶かしバター 5g

●バナナソテーの材料
バター 10g
バナナ 1本
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ

●仕上げ
粉砂糖 適量
マスカルポーネ 適量

【作り方】

  1. 下準備:小麦粉をふるっておく。溶かしバターを作っておく。バニラビーンズを取り出しておく。
  2. 混ぜる:ボウルにAの材料を加え、泡立て器を使って丁寧にしっかり混ぜ合わせる。
  3. 加える:2のボウルに小麦粉を数回に分けて加えていく。小麦粉の粉っぽさが消えたら、牛乳も数回に分けて加え、混ぜ合わせていく。最後に溶かしバターを加え、全体を合わせる。
  4. 休ませる:2時間以上冷蔵庫で休ませ全体をなじませる。
  5. 焼く:テフロン加工のフライパンを弱中火にする。バター(分量外・適量)をひき、キッチンペーパーで余分なバターを拭き取る。お玉で生地を流し入れ、フライパンを回しながらクレープ生地を広げる。生地のフチが乾き、底面にきれいな焼き色がついたらフライ返しでひっくり返す。両面にきれいな焼き色がついたら取り出す。残りの生地も同様に焼いていく。
  6. バナナをソテーする:バナナを縦半分に切る。フライパンにバターをひき中火にかける。バターが溶けてきたらバナナの切った断面を下にして焼いていく。途中で砂糖と塩を振りかける。砂糖が溶けキャラメル色になったら火を止める。
  7. 仕上げる:クレープにバナナをのせ、粉砂糖を振りかける。マスカルポーネを添えていただく。

【ポイント】

  • 生地を2時間以上休ませること。
  • バニラビーンズのサヤは、捨てずにホットミルクやカフェオレに入れると、グッとおいしいドリンクになります。

 

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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