最近は日本産のビーツが出回るようになってきて、うれしい限り。ビーツといえば、ボルシチを始め、サラダやマリネなどが思い浮かびますが、せっかく作り始めた生産者の方たちのためにもいろいろな食べ方をしたいと思っています。丸ごと蒸し焼きにするとホクホクですし、生で食べることもできます。今日はふと思い立って、きんぴらにしてみました。これなら10分程度でおつまみができあがります。

地味なおかずですが、ビーツのおかげで少し新鮮、ちょっとだけ華やか。家飲みのおつまみにはなかなかです。赤ワインを合わせると、ビーツ特有の土臭い香りがぴたりとはまって、香りや味わいが広がります。ワインはじんわりとするようなナチュラルな赤ワインを選んで。今夜のおつまみにいかがでしょうか。

ビーツのきんぴら

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<材料 2〜3人分>
ビーツ 小1個(150g)
醤油、みりん 各大さじ1
赤唐辛子 1本
白いりごま 適量
ごま油 小さじ2

<作り方>
⒈ ビーツは皮をむき、5ミリ幅の拍子切りにする。
⒉ フライパンにごま油と種をとった赤唐辛子を入れて熱し、1を入れて炒める。醤油、みりんを加えてしんなりとするまで炒める。
⒊ 器に盛り、ごまをふる。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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