作り置き素材で「ふきのオリーブオイルごま和え」

作り置き料理が重宝する時ですが、素材の作り置きもおすすめ。少し手を加えるだけで、料理のバリエーションが広がります。今回のレシピは「ふきの水煮」と「ゆで鶏」を使ったレシピ。
いまが旬のふきですが、料理したことがない方も多いかもしれませんね。でも、こんな時ですから、やってみたことがない料理をするいい機会。ふきの皮をむいたりするのも、結構楽しい作業です。ぜひ、トライを。

ふきの水煮があれば、煮物はもちろん、お浸し、サラダ、和え物、炊き込みご飯など、いろいろな料理が作れます。ひと束で結構な量ができますが、水に漬けておけば1週間程度の日持ちが可能。このご時世にぴったりの食材かもしれませんね。今日はゆで鶏とゴマ和えにしました。砂糖を使わずにオリーブオイルを加えたゴマ和えは、サラダ感覚でたっぷりいただけます。今日はオーストリアのグリューナフェルトリーナを合わせました。Stayhome 家にいても初夏を味わって。

ふきの水煮 <作り方>
1. ふきはフライパンの長さに合わせて切る。ひとつかみの塩でゴロゴロして、板ずりをする。
2. フライパンに湯を沸かし、1を塩付きのまま加えて2〜3分ゆでる。
3. 冷水にさらしたら、ペティナイフなどで、ひっかけるようにして皮を手前に引っ張り、全体をむく。保存容器に冷水に入れた状態で保存。

ゆで鶏 <作り方>
1. 鶏ムネ肉は塩小さじ1/2をまぶす。鍋に鶏肉がひたひたになる程度の水を入れる。あれば、ローリエやねぎの青いところなどを加える。
2. 中火にかけ、沸騰したらアクをとり、火を止める。ふたをして余熱で火を通す。

ふきのオリーブオイルごま和え

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<材料 2人分>
ふき 2〜3本分
ゆで鶏 1/3枚分
すりゴマ 大さじ4
醤油 小さじ2
塩 少々
オリーブオイル 大さじ1

<作り方>
1. ふきは水気をよく拭き、食べやすい長さに切り、ボウルに入れる。醤油を加えておく。
2. 鶏肉は食べやすく裂き、塩少々で下味を付ける。
3. 1のボウルに2を加え、すりごま、オリーブオイルで和える。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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