年末には鴨料理をよく作るのですが、私の定番料理のひとつ、赤ワイン醤油煮のレシピを。
鴨料理というと難しいように感じるかもしれませんが、フライパンで焼き色を付けたら、赤ワインと醤油、みりんとスパイスで煮るだけ。煮る時間も7〜8分です。余熱で火を通したら、中はロゼ色の火の通り具合。温かいうちはもちろんですが、4〜5日、日持ちがするので、ローストビーフや煮豚の様に冷製の肉料理としても使えます。簡単で誰にでも喜んでもらえるので、料理教室でも紹介するレシピです。鴨肉はお取り寄せをしてもいいかもしれませんね。私がよく購入するのはこちらのサイトです。
少し贅沢なお肉と赤ワインで、どうぞ良い年末をお過ごしください。

鴨の赤ワイン醤油煮

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< 材料 3〜4人分 >
鴨胸肉 1枚
赤ワイン、醤油、みりん 各1/4カップ
クローブ 3粒 八角1/2個
黒コショウ 少々
金柑 2個
カルダモンパウダー 少々

< 作り方 >
1.鴨肉は皮目に斜め5mm幅ほどの切り目を入れる。
2.フライパンを熱し、油をひかずに、鴨肉を皮目から入れて中弱火でこんがりとした焼き色がつくまでゆっくりと焼く。反対側は色が変わる程度に焼く。
3.鍋に鴨肉、赤ワインとクローブと八角を加えて熱し、ひと煮立ちしたら、醤油、みりんを加える。煮汁をかけながら、弱火で7~8分煮る。そのまま冷ます。薄切りにして黒コショウを粗挽きにして振る。金柑を薄切りにして、カルダモンのパウダーを振ったものを添える。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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